前に出なくても、ちゃんと関わっている

人は、前に出る役割だけで生きているわけではない。
引っ張る人がいれば、支える人がいる。
教える人がいれば、場を回す人がいる。

どれが正解という話ではない。
関係の中には、ただ「係り方の違い」があるだけだ。

仕事でも、家庭でも、習い事でも、
自分がどこに立っているかは、意外と無自覚なまま過ごしている。
前に出ていないと不安になったり、
成果が見えないと、価値がない気がしたり。

でも実際には、
流れの中に身を置き、場が回るように関わっている時間がある。
目立たないけれど、欠けると困る立ち位置だ。

人はときどき、
「もっと前に出なきゃいけないのか」
「このまま関わっていて意味があるのか」
そんな問いを、ひとりで抱え込んでしまう。

前に立つことだけが、関わりではない。
支えること、つなぐこと、流れを保つことも、
同じくらい重要な力だ。

自分は今、
どんな関係に、どんな立ち位置で係っているのか。
そこが見え始めると、
無理に自分を変えなくても、選び直せるようになる。

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関わりは、言葉より先に始まっている