外に出ない時間が、生活を立て直す

何かを成し遂げた、という感じはない。
前に進んだ実感や、目立つ出来事もない。

予定していたことは天候で手放して、
溜まっていた雑務を、淡々と片づける。

静かで、内向きで、
たぶん誰にも評価されない時間。

でも、こういう時間があるからこそ、
生活は崩れずに持ちこたえている。

外で成果を出すこと。
人に見える役割を果たすこと。
前に立つこと。
それらは確かに大事だけれど、

その前提として、
生活が回っていること自体が、
ひとつの土台なんだと思う。

選挙に行く。
食べるものを考える。
自分のリズムを取り戻す。

派手さはないけれど、
内側を整える行為ばかりだ。

人はよく
「今日は何もできなかった」と言うけれど、
実際には
外に向かわなかっただけ、ということも多い。

内に向かう時間。
静かに戻る時間。
立て直すための時間。

それもまた、
ちゃんと生きている選択だ。

この視点が必要な人とは、
いつか落ち着いて話せたらいいと思っている。

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前に出なくても、ちゃんと関わっている